02. 緋色の風車 ~Moulin Rouge~
廻る回る《緋色の風車》(Moulin Rouge)綺麗な花を咲かせて
躍る踊る《血色の風車》(Moulin Rouge)綺麗な花を散らせて
(Ah...Ah...Ah...Ah...)
小さな掌に乗せた硝子(Glass)細工…
其の宝石を「幸福(しあわせ)」と謳うならば…
其の夜の蛮行は時代にどんな爪痕を遣し…
彼等にはどんな傷痕を残したのか…
運命に翻弄される弱者の立場に嘆いた少年は…
やがて「力」を欲するだろう…
其れは…強大な力から身を守る為の「楯」か?
其れとも…より強大な力でそれをも平らげる「剣」か?
何が起こったのか…良く解らなかった…
泣き叫ぶ《狂乱の调べ》(LunaのHarmony)…灼けた《屍肉の風味》(肉のFlavor)…
何が襲ったのか…良く解らなかったけど…
唯…ひとつ…此処に居ては…危ないと判った…
僕は一番大切な《宝物》(もの)を
持って逃げようと → 君の手を掴んだ……
嗚呼…訳も解らず息を切らせて走っていた二人
欲望が溢れだすままに暴れて奴等は追い掛けてくる……
星屑をたどるように…森へ至る闇に潜んだままで…
訳も解らず息を殺して震えていた二人
絶望が溢れだすことを怖れて強く抱き合っていた—
不意に君の肢体が宙に浮かんだ →
怯え縋るような瞳が ← 逃げ出した僕の背中に灼きついた…
(Ah...Ah...Ah...Ah...)
廻る回る《緋色の風車》(Moulin Rouge)灼けつく《刻》(どき)を送つて
躍る踊る《血色の風車》(Moulin Rouge)凍える《瞬間》(どき)を迎えて
嗚呼…もし生まれ変わったら…小さな花を咲かせよう…
ごめんね…次は逃げずに…君の傍で共に散ろう……
03. 神々が愛した楽園 ~Belle Isle~
作詞:Revo
作曲:Revo
歌:RIKKI、REMI
旁白:深見梨加、Ike Nelson
神話は生まれ…伝説は語られ…歴史は唯記される——
(Belle Isle)
嗚呼…物語は詠うように紡がれ続ける……
死を抱き眠る冥闇の水面を渡り揺れる焔…
その灯火を生命と呼ぶなら → 言葉は力と成るでしょう…
何時しか其処に奪う者と奪われる者も生まれた…
たっだひとつを天秤に架けて → 争いは廻るでしょう…
故郷を喪った仔らは忘れない…
父の無念も…母の哀しみも…嗚呼…遠き大地を…
少年はやがて剣を取るでしょう…そしてその剣が折れても…
またその仔らへと託すのでしょう…遥かなる《年月》(どき)の祈りを…
(Belle Isle)
平原は荒れ果てて砂漠と化し…海原は立ち上がり大地を呑む…
災厄の根が幾重にも絡み合い…異なる世界を繋ぐ《門》(Gate)は開かれる…
敵の憎悪は同情を遥かに凌ぎ…侵略ではなく完全なる破壊を望む…
氷と焔の相容れない宿命のように「神々が愛した楽園」は戦場へと変貌した……
屍を積み上げて ← 土台は築かれる…
脆く儚い現実は…瓦礫の城
亡骸の頂きに ← 平和は咲き誇る…
甘く拙い幻想は…硝子(Glass)の色
恐怖を差し出ぜば…狂気が降り注ぐ…共存の道を蹴って…
猜疑は爪を研ぎ…正義は牙を剥く…定規を捩じ曲げたまま——いずれ…
少年は白き翼を得るでしょう…そしてその翼が折れても…
またあの空へと詠うのでしょう…愚かなる《人々》(かみ)の願いを…
嗚呼…少年は黒き剣を取るでしょう…そしてその剣が折れても…
またその仔らへと託すのでしょう…遥かなる《年月》(どき)の祈りを……
少年は手に『剣』…背に『翼』…瞳に『未来』を——
(Belle Isle)
嗚呼…物語は頁(Page)を捲るように紡がれ続ける →